オールドウォッシュペイント
「てしごと舎」メイキング途中の、塗装の様子をご紹介します。
築年数40年のお部屋は、柱や梁がいい感じの古さです。
塗料を二度塗りした後、荒いサンドペーパーをかけて古く見せる”オールドウォッシュペイント”という手法がこんなにも映えるのは、経年によって材がいい具合にすり減っているからです。
木の固い部分が出っ張り、柔らかい部分がくぼんだ状態を「うづくり」というのだそうです。
作為的にサンドペーパーをかけて、木目が浮き上るのではなくて、
”オールドウォッシュ”することで、自然にこのような木目が現れます。
木の状態を見ながら”オールドウォッシュ”すると、材の状態によってさまざまのテクスチャーが現れるのが「面白いです。」と、塗装を手掛けてくださた
LOTUS BLUE さん。
コートハンガーも、もともとはダーク色だったんですが、塗装を剥離して
白くペイントし、このように軽い”オールドウォッシュ”加工を施してもらいました。
このようなインテリアテイストを"Shabby"(シャビー)というのだそうです。
"Shabby"な感じ、私がイメージしていたとうりに「てしごと舎」にピッタリとハマりました。